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詩と親の学び ~三行詩~

 日本PTA主催の三行詩の募集がはじまりました。昨年は全国で約14万通の応募があり、宇治市からも3210通もの詩が連Pに届きました。多数のご応募この場をお借りしまして御礼申し上げます。

平成30年度 三行詩カレンダー

 ”三行詩”とありますが、俳句のように語数や季語の制約はありません。実は三行でなく、わりと自由な形式になっています。大事なのは詩にこめられたそれぞれの想いなのではないでしょうか。テーマである”我が家のルール・家族のきずな・命の大切さ”から自分が感じること、伝えたいことをいくつでも結構ですのでお聞かせください。


 三行詩の募集開始の記事を載せたときに3つの#タグを付けさせていただきました。

#三行詩,#アウトプット,#書く です。私は2つの理由から,アウトプットが重要であると考え、タグに追加しました。


 第一の理由は親の学びです。アウトプットは具体的に言うと「話す」「書く」「行動する」です。最近の研究では、学習効果や成長はアウトプットを増やすことで向上するという結果が出ているそうです(*1)。"詩を書く"というアウトプットをするときにも、頭の中で家族のことや生活のことを考え、言葉にするときにどんな語句が最適かを考えますが、その行動が自己成長になっているのです。大人になっても、親になっても成長に終わりはありません。自分の成長をアウトプットで実現してください。


 第二の理由は家族への愛・感謝です。外に出す詩なので愚痴や悪口は書けないです。必然的に子どもを褒めたり、家族に感謝する詩ができあがるのではないでしょうか。そんな感謝の言葉を、詩に組み入れた相手は欲しがっていると思います。是非作った詩を、その詩の中の相手に向けて読んであげてください。それが親子同士で出来れば、子どもも親も、幸せを感じられる素晴らしい詩(アウトプット)になると思います。


 三行詩の締め切りは6月18日です。各学校までご提出お願いします。京都府PTA協議会のホームページ(*2)には、これまでの入選作品も掲載されておりますのでご参考にしてください。PTAを通じて子どもの成長そして親の学びを実現できれば幸いです。


令和元年5月15日

宇治市連合育友会 会長 雪浦淳平


*1:参考図書 「アウトプット大全」 樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版

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